お客と利益の作り方ダイアリー -美しいビジネス-

販売力を上げてから集客力をあげること。これ鉄板の方程式。順番間違うと危険。

当たり前の事はダサい。けど意味が大きい

集客数×成約数(販売数)=都度売上
都度売上×リピート率=売上

 

シンプルな計算式。

・多くの人に訪問してもらい、
・関連商品やついで買いを促し(アップセル、クロスセルフ含む)
・お店やサイトに足を運んでくれる仕組みづくり(リピート)

 

新規顧客獲得コストはリピート顧客より5倍以上高い。
LTVという指標はなんだかんだいって大切。
1人の顧客がどのくらいお金を使っていただけるのか?の把握。
半年単位でどのくらいリピートするのか?を目安に計算すればよい。

よって中小企業は新規顧客獲得だけに必死になると、
資金的にもマズく、地方では特にそれだけのパイがない。
にも関わらず新規顧客を獲得し、
さらに1回の取引で十分な売上と利益を得ようとしている。
(人口の入れ替えが無いので。都会は別。新規顧客が毎年入れ替わるから)

・・・とまあ、当たり前のことだけど結局はドコかが漏れているから売上が立たないだけだ。新規顧客を掴まえれば売上は一時的に上がるかもしれない。
セールとかキャンペーンをやれば売上に反映されるでしょう。
やればいい。ただし死ぬまでやるしかないけど。
売上確保のためにキャンペーンを行う・・・・という手段が目的化されちゃう一番悪い例だと思うが。

 

マクドナルドは未だに割引クーポンを配っている。
あんな大企業でも「忘れられないように努力」をしている。


人は「忘れる」

 

覚えてくれない。今の時代、情報の量が多すぎだから。

「知っている=覚えている」ではない。

言われれば思い出すが「覚えてはいない」

だから広告主の都合で打つようなキャンペーンはダメ。
買い手の都合でなく、売り手の都合では人は滅多に動かない。
動いたとしてもソレは「価格」に動いただけ。
どんな商売もそうだが

「価格にウルサい顧客は、安い所があればそちらに流れる」

という法則がある。値引きを要求する会社の社長が紹介してくれる会社の社長は例外無く「割引要求」をしてくる。
ケチの友達はケチなのだ。残念だけど。
なぜなら「価値観」が似ているからだ(その社長同士)

商売は「同じ価値観を有し、認めてくれる人」と付き合う事が大切だ。


広く浅く安く大量に・・・は大企業に任せればいい。
その大企業の商品にも必ず「穴」がある。


そこを埋めるのが「ニッチ」というヤツ。
ニッチそのものの市場なんて無い。ニッチとはそういった大きな市場にポッカリと空いている穴のコト。
そこを発見し、埋めてあげる。これがニッチで稼ぐという方法。

休眠客の大半は「忘れている」
忘れてさせてしまうような施策しか出来なかったせいだ。
売上アップとか集客方法は無数にあるけれど、一番徹底すべきは「忘れられないようにするにはどうすればいいのか?」を考える事。

顧客が自然に増え、リピートや口コミで新規が増えるってのはそーゆーコトだ。

そんなことをサラリと行っているから強いのだ。

お前はもう溺れている

溺れるもは久しからず。

「何からすればいいですか?」

子供みたいなことを平気で聞く大人が多い。


「ホームページですかね?」
「Facebookっすかね?それともtwitter?」
「リスティング広告ってヤツがいいと聞きました」
「SEOがコスパが高いんですよね?」

一生言ってろ。
一生誰かに貴重な時間とお金を献上し続ければいいだろう。

 

情報の波に溺れまくっているのに、
「俺、この波もさばけれるぜ。ほらスーイスイ」
的な錯覚に陥っている人が多い。ほんと多い。


詐欺師が誰かを詐欺るとき、「過去に詐欺にあった人の名簿」を使う。


一度騙された人間が「損を取り戻したい」という気持ちが強いからだ。


カーネマンのプロスペクト理論ってヤツだ。
”100万得るor100万失う” 同じ100万でも感じ方が違う。
ここを詐欺師は分かっている。


「その損取り戻しましょうよ。この投資なら回収できます」

こう言われたら断れない。

1発目は「儲かります」で誘い、
2回目以降は「取り返しましょう」で誘ってくる。
非常に理にかなった誘い文句。


「もしかしたら、今回は本当かも・・・」


負のスパイラル。カモの出来上がり。

 

「今ある損、出した損をすぐに取り戻そうとするな」

これが答え。
その損を受け入れる事からはじめてみる。
その損を出した根本は何か?
スグに何かの手法に手を出すのは愚の骨頂。
傷口に塩を塗って七味をかけるようなもの。

じゃあどうすればいいか?

 

自分で考えろ。

最初の売上げはプロポーズ

結婚する事と結婚生活を続けられるか?とは別問題だ

プロポーズばっかやって、すぐに分かれる人が多い。
1回しか買ってくれない顧客が多い会社やお店のこと。

 

以前のセミナーで話したことだが最初の売上げはプロポーズだ。
プロポーズ成功の対価として「売上げ」がある。
重要なのはそこで「結婚し、結婚生活を維持できるか?」だ。
結婚生活で重要なことは・・


・お互いに同じ方向を見つめあうこと(向かい合わない)

 

先生と生徒の関係は一番ヤバい。
ネットで塾やら講座があるがマズい点は最初から「生徒と先生の関係」を打ち出している点だ。
生徒と先生の関係性は「学ぶ心」を奪ってしまう。
机上の空論が実経済でも「いつまでも通用する」と錯覚してしまう。

ともに生徒、ともに学ぶ。

これが一番しっくりくる。
ともに同じ方向を見ているから「ヒント」が見えてくる。
ヒントを教えてくれる。


教えるとか「何が分からない、どこで躓いているか」を聞き手に「学ぶこと」
学ぶとは「どこが分からないか?」を言い手に教えること。

結局一緒。

役立ちが低いものはビジネスではない

力なき正義は偽善。

どんな理念があろうとも、コンセプトがあろうとも、
会社は利益を上げなければ生きていけない。
補助金や助成金で生きている会社もあるが、それはビジネスではない。

A)稼ぎが高く・役立ちが高いのは・・良いビジネス

B)稼ぎが高く・役立ちが低いのは・・詐欺

C)稼ぎが低く・役立ちが高いのは・・ボランティア

D)稼ぎが低く・役立ちが低いのは・・趣味

 

物事は矛盾との対立。
よい物を作ろうとすれば原価は高くなる。
でも安価で届けたい。
矛盾が生じる。矛盾を受け入れることで解決策は浮かぶ。

テーゼ・アンチテーゼ・ジンテーゼ的な。

全てのものは己のうちに矛盾を含んでいて、それによって必然的に己と対立するものを生み出します。そして、生み出したものと生み出されたものは、互いに対立しあう。
そこに優劣関係はなく、最後には二つの対立を内在したままジンテーゼという高みに統合される。「対立」→「統合・高度化」の流れ。

「貯蓄」すると経済が停滞し、「投資」すると貯蓄できないという矛盾がある。
この矛盾を解決するために生まれたのが金融。
貯蓄と投資の性質を持った「金融」が生まれたことで発展に繋がったように。

 

・役立ちが高いことから考える。


あとはその「役立ち」を「利益」に変えること。


そこに失敗すればボランティア。

貧乏暇なしってヤツに格下げ。


役立つかどうかは市場が決めることだから、

「まずはリリースせよ。動かせ。」とゆーこと。


「行動」しなきゃそのビジネスははじまらない。

 

考えながら走る。これがしぶとく生き残るコツだ。
狙って構えて撃つのでは遅い。
撃ちながら狙うべきだ。

 



非日常

ユーザーは現実逃避したい。
非日常を求めてる。非日常とは「特別感」

 

特に来店型のお店はそう。
スポーツジム、飲食店、サロン・・・・非日常の提供が命。
いつもと違う雰囲気、空間、おもてなし。

その中で一番強烈な方法がある。
特に30代以降の女性に一番強烈に響く。

「苗字でなく、名前で呼ぼう」

女性は結婚すると性が変わる。
時には●●ちゃんのママや、●●さんの奥さんと呼ばれる。
それが当たり前。
それを普通に受け入れている。
これが「日常」

だからこそ「名前」で呼んであげる。
苗字でなく名前で。
ここ何年も呼ばれた場合がないから、記憶に残る。


50代以上の女性で「名前」で呼ばれることは少ないだろう。
事実、女性限定のジムでは「絶対に苗字では呼ばない」
「恵子さん、体調はどうですか?」と聞く。

・距離をグイっと縮められる
・他の店より強烈な記憶インパクトを与えられる
・非日常の提供が容易


やらない理由はない。
ユーザーは「非日常」を求めている。


どうすれば提供できるか?

それを考えるのが店長やオーナーの仕事。

 

ビジネスは満点を取る必要はない。
他より0.1点勝れば勝てるGAMEだ。


GAMEに勝つには「GAMEのルール」を知ること覚えること理解すること。


それを知らずにGAMEに参加して「勝てる方法」だけをむさぼっている大人が多い。

ホント、多い。

GAMEがはじまって「誰がカモなのかわ分からない人」は「自分がカモ」なのだ。

 自分しか見えない見ていない人は「カモ」なのだ。



それに気づかず知識を吸収しても、一番重要な「知恵」には到達できない。

専門家にならない勇気

バカにされる人間にこそ価値がある

 

専門的な仕事をしているとその領域でしか考えなくる。
「自分の常識は、世間の非常識」ということは少なくない。


専門的な仕事をルーチンで続けると「在る意味で発見」は無い。
そして自分を●●の専門家と認識しだすと、他分野の意見を聞かない。
自分が一番詳しいから「俺の方が合っている」と思いだす。

過去のまぐれの成功体験を跡付づけのクセに、
さも「予想したとおりの結果だ」と言い出す。

バカにされるくらいがちょうどいい。
ぶっ飛んだ思考と行動力に優るものはない。

「よそ者、バカ者、若者」が世界を変えと言われるがその通りだ。

ただ・・・僕は本当のバカ者は嫌いだ。

 

いい人材を育てられない理由

最初からいい人材なんていない
人材を選ぶ前に「いい仕事」が用意できるか?
そこが社長の考えること

 

いい人材は誰でも欲しい。右腕になるような頭のキレる人材が。
会社はいい人材を育てて、良い仕事をさせようとする。
当たりまえだ。
でも違う。

サラリーマンを通して「実は逆である」ことを教わった。
「いい人材を育てて、良い仕事をさせる」
・・・・・これは理想論。

人材を育てる本質は「良い仕事」を用意すること。
イイ仕事だけがイイ人材を育てる。

イイ仕事があって、はじめて良い人材が育つ。


ハッキリ言えば「イイ仕事」が無ければ「人材」なんて来ない。
高給料を掲げても、人は見向きもしない。


24時間営業系の飲食店アルバイトが集まらないというが、理由はここにある。