お客と利益の作り方ダイアリー -美しいビジネス-

販売力を上げてから集客力をあげること。これ鉄板の方程式。順番間違うと危険。

失敗に価値がある理由。

再び起き上がれないレベルの失敗でなければ、それは失敗ではない。
小さな成功体験も大切だが、同時に「失敗」はさらに重要。

 

「失敗は大切だ、失敗を避けてはいけない」
色々な人が言うが、理由は何か?

理論的に説明できる人はあまりいない。
なぜだろうか?


失敗の定義にもよるが個人的には「失敗は成功の母」だと思う。
特にこんな時代だから「再チャレンジできるレベルの失敗」を恐れてはいけない。
1勝9敗でも勝てるようにチャレンジする。
投資と同じで「負けは小さく」が長くその市場で戦うコツだ。


成功本は世の中にあふれている。


何かを学ぼうとググれば成功事例やら事例セミナーやら・・・・
沸いて出てくる。
そう。世の中に「成功体験」「成功事例」は十分に溢れている。
ただしソレらは完全に過去のもの。
「事例」という形になった時点で言葉は悪いが「過去のもの」
事例セミナーはシンプルに言えば「過去の事例発表会」に過ぎない。

成功は大切。
小さい成功を繰り返し、同時に失敗も繰り返す。

成功はみんな「語りたい」のだ。
だから全国各地全世界で「成功は語られる」のだ。

 

それに対し・・・


「失敗」は誰もが隠したい。


失敗は「隠されている」というコトだ。

 

 


だからこそ価値がある。
動いた人間しか得られない情報だ。
そして、表に出ない出さない機密情報でもある。


わざわざ失敗事例を話すセミナーをしても誰も集まらない。
成功事例を知ることこそが「成功の近道」と大衆は考えるからだ。

違う。

 

表に出ない出ようとしない「失敗」こそが「成功」の近道だ。

 

どんな会社でも商品開発やサービスの提供段階で失敗をしてる。
その多くが「誰かの事例」を真似たにも関わらず失敗している。


失敗の経験はできるだけ隠したいと思う。

恥ずかしい。


でも、それを前向きに捉えることができれば、
新たな成長ステップを踏むための礎になる。

 

情報はもともと「隠したいもの」

つまり他者がその情報を入手することは困難。

ここが一番「成功事例」と異なること。
事例は「タダ」でも手に入る。

 

だからこそ・・・

たくさんの失敗情報を収集、蓄積することには非常に価値がある。

リスク負える範囲内の失敗はOK。
負えないリスクを好むのはただの馬鹿。ただそれだけだ。

 

 

「負けながら勝つこと」

「用意周到な楽天家」

 

僕はこの2つの言葉が好きだ。この2つが出来ている人に勝つのは至難の技。