お客と利益の作り方ダイアリー -美しいビジネス-

販売力を上げてから集客力をあげること。これ鉄板の方程式。順番間違うと危険。

賢い馬鹿

専門家は危機感を煽らないと商売にならない。

勉強が大好き、知識の獲得と情報狩りに必死な人が多い。
賢い馬鹿だ。

専門家は狭い分野で知識の深堀が得意。縦方向の動きはフットワークは軽い。
でも残念なことに横の動きはダメダメ。
専門家のお仕事は「危機感をあおること」により「需要を喚起すること」

やや暴論だけどこれに尽きる。
そして「今起きている問題」を「自分の専門領域で解決しよう」とする。
これが一番怖いリスクでもある。

先週ある会合で集客に関して軽く相談を受けた。
その若者がこんなコトを言ってくれた。
133倍にして返してやったが。


「この方法知ってます?」
「あそこに広告出すといいんですよ!」
「SEOやリスティングより費用対効果抜群みたいっす!」


うん。本当にどうでもいい。
そんなコトなら、芸能人のゴシップネタの方がまだマシだ。
誰かの成功発表会(セミナー)で聞いた事なんて聞きたくもない。

「へー・・・・そうなんだ」と色々聞き流したが、聞き逃せないセリフが出た。


これ。



「え!知らないんですか。遅れてますね」

 

 

ちょ、、ここに座れ。
説教してやる。
「遅れてる」ってのはな、「同じ方向」を見ているヤツに使う言葉なんだよ。

僕とアナタは見ている方向が違う可能性がある。
むしろその可能性が高い。
僕は同じ方向ゴールを見ている、一緒に見ようとしている人としか付き合わない。
価値観ってのは「同じ方向」を見ている同士のこと。

【愛とはそれはお互いに見つめ合うことではなく、いっしょに同じ方向を見つめることである】
-サン・テグジュペリ-

 

遅れているグループ、
馬鹿なグループの中では最先端かもしれないけど(最先端の馬鹿)
世間一般的に見て君の方が遅れてるぞ。

遅れてるというか逆走していることに気付いてる?


色々な人と会ったり話す機会が多いが、一番苦手なのがこれ。

「見ている方向が違う人」である。

見ようとしている景色が違うから、まったくもって話もすすまない。